『響』の源流を訪ねて

 
マンドリン・ギター音楽研究家の故中野二郎氏によって見出され、そして編曲されたことにより、日本マンドリン界において、恰もマンドリンのために書かれた作品であるかの如く演奏されてきた“イタリア吹奏楽”の数々……。  吹奏楽作品群の狭間に埋もれていたこれらの原曲が、大阪市音楽団の全面的な協力を得て初めて公開の場で、オリジナルスコアに基づき演奏された いわば“秘曲の本邦初演コンサート”のライブ盤。

『響』の源流を訪ねて〜 マンドリン界で愛されていたイタリア吹奏楽の世界 〜 

SM-19062D

T部 
01. 交響的大行進曲「ニューヨーク」 New York (Giuseppe Manente) 
02. ワルツ「懐かしき追憶」 Care memorie  (Giuseppe Filippa) 
03. 田園風情景「祭」 Sagra (Quinto Fabbri) 
U部
04. 序曲「町の祭典」 Festa di citta (Vittorio Filippa) 
05. ガヴォット「エンマ・イゾッタ」 Emma-Isotta (Ugo Bottacchiari) 
06-08. 華燭の祭典 Festa di nozze (Giuseppe Manente) 
    人々の祝福、教会にて、家族の祝宴
Encore 
09. ポルカ「怯える小鳥」 Ciricicici (L'Uccello inpensierito) (Giuseppe Filippa) 
10. 序曲「メリアの平原にて」 Sulla piana della Melia (Giuseppe Manente)
演奏:大阪市音楽団,  指揮:関谷弘志
2007年3月17日(土) 森ノ宮ピロティホール
2007 Japan
姿を換えて日本のマンドリン音楽の大きな財産になっていた20世紀初頭にイタリアで出版された吹奏楽作品が原曲のまま演奏された貴重盤。

関連ページ http://www.geocities.jp/genryu317/

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